【推しらせです。】

好きなものを、好きなだけ、好きと叫べ!!!!!!!

とある休みの1日。

 

こんにちは、りくです。

これはとある休みの日の1日のことです。

 

 

 

数日前に母から言われた。

「○日、母さんお休みなのよ。映画観に行こうと思ってる。」

あれ?確かその日、私も休みだぞ?と思い、

「たぶんその日休みだから、私も映画行きたい!」

と返答した。

 

当日朝、「何時に家を出る~?」と言う母と昼食をどうするか話し合い、

「それじゃ、午前中に家を出て、ランチしてから映画見ようか。」

と言うことになった。

 

母がスーパーに買い出しに行っている間にメイクを済ませ、

予定の時間に家を出た。

 

 

 

「○○ってお店でランチを食べよう♫」

と明るいトーンで言う母。

「あそこ、美味しいの。オススメよ。」

と。

 

 

着いたのは、おしゃれなカフェレストラン。

「日替わりランチ」を2つ、オーダーした。

 

スープは、私の大好きなクリームスープだった。

メインディッシュのお皿には、何品も乗っていて驚いた。

こんなに豪華でいいの!?と。

「美味しい美味しい。」と言いながら食べていると、

「あのね…。」と母が話しだした。

いつもの冗談話だと思って、ふざけ半分に聞いていた。

 

でも、違った。

 

家族が直面している、問題。

少し、厄介なお話。

 

知らなかった。

ここのところ、お仕事と推し事に追われていた私は

家族にまで目を向けれていなかったから。

 

瞬時に、”これはふざけずに聞かなきゃいけないやつだ”と理解した。

それでも、面白い話やふざけた話が好きな我が家族なので、

ときおりふざけた話に飛びつつも、本題は真面目に。

母がアドバイスを求めていたのか、私に話を聞いてほしいだけだったのか

今でもわからないけれど、私なりの気持ちと解決策を伝えた。

満足したのかどうかは分からないけれど、”長時間話しているのは

しんどい内容”であることは察していたので、引き伸ばして話すことはなかった。

 

デザートを食べ終わったところで、お店を出て映画館へ向かった。

 

 

 

私と母の見たい映画は、別々だった。

映画館の券売機で並んでチケット購入をしていると、

「お二人で見られるのでしたら、同時に購入できますよ?」

と教えてくださった映画館スタッフさんに

「すみません。見る作品が別々なんです。」

とお伝えすると、

「そうなんですか。すみません。」

「もし○○カードをお持ちでしたら、お得にチケット購入ができますよ。」

と教えてくださった。

私は映画館の会員カードを所持していたのだけど、母は持っていなかった。

スタッフさんに着いて行った母が「お得にチケットが変えた♫」と

嬉しそうに戻ってきた。

 

「んじゃ、映画が終わったら○○で待ち合わせね。」

そう約束をして、別々のスクリーンへ入った。

 

 

 

 

 

私が見たのは、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』。

アニメ作品をおすすめしてもらって見て、その世界に引き込まれた。

 

劇場版はまだ公開中なので、作中のネタバレは避けて書きますが、

ものすごく…映像が、景色が、そのシーンの纏う雰囲気が、美しかったです。

 

ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、

キャラクターの身につけているドレス、

アクセサリーや靴に至るまで、ものすごくおしゃれだと思います。

主人公であるヴァイオレットが履いてるブーツ。あのブーツがほしいなと、

以前から思っています。

そして、今回劇場版で登場したイザベラの履いていたブーツもおしゃれでした。

 

何よりも驚いたのは、男性キャラであるベネディクトのブーツ。

男性では珍しい、ヒールとバックフリルのブーツ。

高めのヒールブーツを履いて働くベネディクトの職業は、郵便配達人。

走り回って郵便物を届ける郵便配達人にヒールブーツは向かない。

ならば、インソールであったり屈曲性であったり、機能つきのブーツなんだろう…。

そんなことを考えながら見ていた。

きっと、こんなにブーツに着目してこの作品を見るのは、視点的におかしいの

だと思うけど、気になってしまったものはしょうがない。

 

そして、ベネディクトの背中。カッターシャツの背面。

真ん中の部分にパックリと切れ目が入っていて、おしゃれな編み込みが

されており、編み込みの間から素肌の背中が見えていた。

考えてみれば、ボトムスもそうだ。

一見ロングパンツに見えるそのズボンにも、編み込みの部分があり、

隠れている部分はショートパンツ範囲内…と言うくらいに、

足が露出している。

郵便配達人の、若い男性の、時おり見える素肌。

「いや…この衣装、セクシーすぎるでしょう。」

と驚いてしまった。

また、ベネディクト自身がまっすぐな好青年なのだけど、

どこか憂いを秘めているせいで余計にセクシーなのだ。

今まで気に留めていなかったベネディクトに強く惹かれた。

 

 

作品のストーリーは、まるで二部作のようになっていて、

「え?ここで終わるの?」と一旦は思わされたのだけど、その先にも話があった。

 

作品のところどころに、アニメ版の話が散りばめられていたり、

「あ、これはあの人のことだ。」とアニメ版のキャラを思い出せたりできたのも

すごく嬉しかった。

 

ヴァイオレット・エヴァーガーデン』に出てくる人たちは皆、真っ直ぐだ。

いろんな問題に真正面から直面し、悩みつつも前に進む。

だからこそ、輝いて見える。

今回劇場版で登場したキャラにも強く惹かれた。

「大事」その言葉の意味を強く、痛感させてくれた。

 

 

これは凄く、個人的な話です。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、自動手記人形と言う代筆業の話です。

 ”手紙”がキーテーマになっている。

この作品中でよく聞く言葉。

「届かなくていい手紙なんてない」

この言葉を聞くたびに、まるで

「届かなくていい気持ちなんてない」

と言われている気になります。

 

私が今追いかけさせて頂いている界隈でも、手紙が凄くキーになっています。

”ファンレターは出すもの”なんです。

 

現場に行った時にあるプレゼントボックスに、事務所宛に。

入れたり、送ったり。

 

…でも私は、いまだに一回も書いたことがない。

 

推し始めて1年半、まだ一度も……。

 

今年の春に行った現場では、「え!?今回も書かなかったの!?」と

友人に驚かれた。

「書いてないよ。」とあっけらかんとして答えた。

 

「届かなくていい手紙なんてない」

…「届かなくていい気持ちなんてない」

 

私が躊躇しているのは、上手く気持ちを言葉と文章にできないからです。

こうして誰に当てるでもなく、自分の気持ちを空中に投げるのは好きです。

でも、誰かに当てるとなると、当然、その人のことを考えることになる。

そうすると、相手の反応を考えてしまう。

友人に当てた手紙でさえ、一度書いては読み返し、勘違いさせてしまうような

文章がないか、言葉が間違っていないか何度も確認する。

書き直すことはしょっちゅうで、先日は2回も3回も書き直した。

そんな自分がファンレターを書くのである。……できないでしょうと思ってしまう。

 

でも、「届かなくていい気持ちなんてない」。

届けようとしない限り、届かないんだよな。

届かなくていいと思っているけれど、それは本心??

 

ずっと、「ファンレター書かないの?」と言う友人に「書かないよ(笑)」と

笑いながら答えていた。

でも、今は少し違う。

今すぐに書く、と言うことは考えられないけれど、いつか。

書けたらいいなと思う。

きっと、頭を抱えて悩みながら書くんだと思う。

何度も何度も読み返して、書き直して。

書ききったとしても、出せるかどうかはまた別の話で……

なんて言ってたら、また友人に「だから、あなたは!!」って怒られちゃうな。

 

でも、思えた。「いつか」って。「いつかきっとね。」って。

 

そう思わせてくれたのが、

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』

でした。

 

 

 

 

 

映画を見終わり時計を確認すると、母との待ち合わせ時間までは

まだ少し、時間があった。

 

映画を見る前にチラッと入ったお店で見た服が気になっていたので見に行く。

試着して、気に入ったら購入しようと。

 

でも、その服は既になくなっていた。

いくら同じ場所を探してもなかった。

たった1本映画を見ている間に売れてしまったのだ。

値下がりした商品だったし、可愛かったし、そりゃそうだよね…と

見つけた時に買わなきゃダメだなーと残念な気持ちを引きずりつつ

母と待ち合わせたカフェに向かった。

 

カフェで、カフェラテを飲みながら待っていると

「楽しかったわ~!!」と頬を高揚させた母が来た。

「○○くんと○○くんがかっこよくってね~。」と

矢継ぎ早に話し出す映画の感想をカフェラテ片手に聞いた。

 

「ちょっとカバン屋さん見たい。」と言う私のリクエストで

カバンを見に。

お店に向かって歩いていると、いきなり背後から肩を掴まれた。

ビックリして振り向くと、そこにいたのは従兄弟だった。

「仕事休みだったから、そこのカフェにいたの!」

「カフェから見えたから…。」

と楽しそうに話す彼女。

今日は自分たちも休みであること、映画帰りであること、

先日あった家族の購入品の話を立ち話。

「また家に行くね~~!!」

と言う彼女を見送って母とカバン屋さんへ。

私はハンドバックやショルダーバックを、

「来年、海外旅行に行きたい。」と言う母は大きめのスーツケースを吟味。

購入には至らなかったけれど、見ているだけでワクワクした。

 

「もうそろそろ良い時間だから…。」

と帰宅の途についたのだけど、

「あ!買い忘れの食材があった!」

と言う母の言葉でスーパーに寄ることに。

大好きなお刺身コーナーでお手頃価格の盛り合わせを見つけ、

「今日の夜のお供に♫」

と購入した。

 

 

 

帰宅した瞬間にどっと疲れが出てしまった。

バタンと倒れ込んでから数時間、寝てしまった。

 

 

数時間後、目を覚まして「やばい…お風呂に入らなきゃ。」と

ぼんやりと思った。

夜には、推しが出る番組を見ると言う、大切な推し事がある。

それまでにやることをやってしまわないと…と。

 

動かない頭を抱えながら、自室からパジャマを持ち出しお風呂場へ。

お風呂に入っているうちに目も覚めてくるだろう…とぼんやりしたまま

シャワーを浴びた。

 

お風呂から上がり、髪を乾かすと、

「お前、冷蔵庫の中に刺身があったぞ。」

と父の声。

「うん、今日買った。」

と、まだ少しぼんやりした頭のまま、お刺身と発泡酒を冷蔵庫から出した。

 

発泡酒を片手にお刺身を食べながら、家族と話す。

時事問題だったり、テレビの話だったり。

きっとそんなに中身のある会話ではないんだと思う。

でも、「アホやなぁ。」って笑えるようなことをあれこれと話す。

酔っ払いの会話は大半が中身がないんだ。

でもそんな中に、時に、とんでもない本音が隠れていたりするんだ。

 

 

 

時計を見ると、20時半過ぎを指していた。

もうそろそろ準備するかな…の自室に戻り、パソコンの前へ。

21時から始まる、推しの出演番組のサイトへ接続した。

 

 

今回の番組は、先日出演した舞台での共演者さんの番組へ

推しがゲストと言う形で出る。

インターネット動画サイトでの有料番組である。

 

”有料番組”と言うものに、私はこちらの世界に来て初めて接した。

それまでは、テレビ番組が主だったので有料で何かを見る…

と言うのは、Discや映画以外とくになかった。

 

こちらの世界に来たときに、先輩方に

「ここに登録してもらえれば、○○が見れます。」

と教えて頂いて、あれこれと登録した。

…オタクホイホイ。

新規オタク、

「見てない、これから見れる番組・動画がたくさんある!!」

と嬉しくなったものです。

 

今回も「有料チャンネルなのか~。」と思いつつも、

「クレカとスマホ決済…どっちにしよう。」なんて悩みつつ登録した。

推しの主演番組が見れない道か、推しの主演番組が見れる道か

ふたつにひとつなのであれば、

お金がかかろうが見れる道を選択したいのである。

単純に、推しが見たい。

 

 

21時前。

番組サイトに表示される「番組開始まで○分前です。」の表示を見ては、

緊張する気持ちを持て余していた。

自分が出る訳じゃないのに、緊張する。

「上手く話せるかな?」「大丈夫かな?」と心配になる。

相手は20代男性である。大丈夫もなにも、大丈夫である。

心配の必要なんてどこにもなくて、爆笑する準備と楽しみな期待感だけ

持っていればいいのに、心配性な私は心臓が音がするくらいに緊張していた。

 

 

21時になり、始まる番組。

ネットの配信番組に慣れていない私は、表示されるコメントの数々に驚いた。

「え?これ、どうしたらいいの?」

 

ずっとドキドキしてた気がする。

でも、少し入っていたアルコールのおかげで…きちんと見れた気がする。

…こう言う配信番組、不慣れすぎて、緊張しすぎて、

時によっては直視できない…と言うことも…多々あったりするけど、

今回はちゃんと見れたと思う。

 

時間が進むにつれ、ほんの少しずつその場の空気感に慣れていき、

気づいた時にはツッコミを入れながら番組を見ていた。

…きっと、このツッコミをコメントで送るのが正しい番組の楽しみ方なんだな…

と思いつつも、コメントは…相変わらず…送れないままでした。

 

1時間と少し。

楽しい時間はあっと言う間で、配信番組は終わってしまった。

 

 

 

ぼんやりとした頭はすっかりと冴えてしまい、テンションが上がった私は

「ちょっと語りたい気分なので」

と、Twitterに投稿し始めた。

 

数日前に教えて頂いた、「3曲で好きなユニットを紹介する」と言う

紹介方法。紹介したいな…と思っていたユニットがあったので

書かせて頂いた。

 

過去、好きになったユニット。夢中で聴いた楽曲の数々。

ただ、私がお伝えしたいだけなんです。

素敵なユニットが存在していて、素敵な楽曲がたくさんあることを。

 

同時に、彼女たちのライブDiscを見始めたら止まらなくなってしまった。

ある曲ではリピートして3回も、同じ曲を見ました。

 

 

やっぱりアイドルは、素敵だと思います。

輝いていると思います。キラキラしています。

アイドルに出会える人生に生きれて、幸せです。

 

 

真夜中2時過ぎ。

すっかり高揚しすぎた頭を抱えてベッドに入った。

今日はなんだか、いろんなことを考えた一日だったなと思った。

 

 

たった24時間。たった1日。

されど、いろんなことを思った1日でした。

(終着点がこんなで、ごめんなさい。)

 

 

 

明日は、部屋の片付けと掃除をしよう。

できれば、水槽の掃除もしたいな…なんて考えながら寝ました。